小国高校12月の様子
🌟 令和7年度 学校祭実施報告 🌟
今年のテーマは『煌々祭 一人ひとりが星のように輝き、全校生・地域の人が星座のようにつながることができる祭り!』。12月13日(土)、全校生徒の熱い情熱が夜空の星々のように輝いた学校祭が盛大に開催されました。
「自己表現と仲間を理解することの楽しさを味わう。」「協働することから生まれる達成感を味わう。」を目的として実施されました。綿密な計画に基づき2週間以上を費やした事前準備により、見事な企画・会場を作り上げました。
一般企画においては、生徒たちの創造力と行動力が遺憾なく発揮されました。1学年が会議室を使い企画したスリリングな「脱出ゲーム」や、2学年が武道館を戦場に変えた白熱の「サバゲー」では、来場者が一体となって体験活動を楽しみました。1年1組教室では、3学年によるテーマパーク「白いモーリーファンタジー」が、壮大なスケールと工夫で来場者を魅了しました。体育館での美術選択者による力強い油絵の展示や、書道選択者の繊細な作品の展示など授業を通して磨き上げた「伝える力」が力強く表現されていました。
体育館で営業された模擬店では、生徒たちが本物のビジネスさながらの熱意で来場者を迎えました。1年生の「おぐたこ」は笑顔でたこやきとソフトドリンクを販売し、2年生の「ポップなコーン」は「笑顔が弾ける!」というキャッチコピー通り、温かい飲み物とポップコーンで来場者の心を温めました。3年生による「元祖・熊亭」は、串カツとギョーザを「創業100年 老舗料亭」と謳うユーモアと合わせて提供しました。調理サークルによる米粉マフィンや、探究活動の集大成として限定50食で提供された「長谷川家」の家系ラーメン、5種類の果物が入った「紅真花伝」のフルーツティーなど、個人の探究心と努力から生まれた企画は、生徒たちの「やり抜く力」を象徴していました。
クライマックスとなったステージ企画は、今回のテーマを体現する場となりました。生徒会執行部が企画した「仮装大賞」は、アイデアと演出の完成度で会場全体を笑いと熱狂の渦に巻き込みました。バンド発表「Look Back」は、3年生のラストショーにふさわしい迫力ある演奏で聴衆を魅了し、「陰キャでもステージに立ちたい!!」と題した歌唱・演奏では、高校生活初の挑戦を精一杯に歌い奏でる生徒の姿に大きな拍手が送られました。装いを新たにした担任もメンバーであるダンスチーム「ザンビアーズ」など多彩なパフォーマンスが生徒一人ひとりの個性を最大限に輝かせました。
今回の学校祭は生徒たちが自ら企画・運営し、仲間と協働しながら地域社会とつながることにより、テーマの通り全員が星座のようにつながることができた一日となりました。活動を通して培われた「伝える力」や「行動力」は、今後の学校生活、そして社会へと羽ばたく彼らの大きな糧となるでしょう。
ご来場いただきました地域の皆様、祭りの盛り上げにご協力いただいたPTA・同窓会の皆様に心より感謝申し上げます。今後とも本校生徒の活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
🏫 1学年地域文化学 発表会レポート
【概要と目的】
1年間の学びの集大成として、白い森未来探究学・地域文化学発表会を実施しました。 総探や教科授業、学校行事などを通して1年間で学んだことを「言語化」し、相手に分かりやすく「伝える」ことにより、表現する楽しさを感じることが主な目的です。また、多角的なフィードバックを得て、ありたい未来を考えながら取り組む次年度実施のマイプロジェクト(個別探究学習)につながる重要な機会となりました。
日時: 令和7年12月4日(木) 14:25~15:35 場所: 体育館
【発表会の形式】
1年生全員が1人1発表を行うポスターセッション形式で実施されました。発表は前後半に分かれ、ペアの生徒が発表の補助・記録を行いました。
①PRタイム: 発表者がタイトルと内容を30秒ピッチプレゼンテーションで紹介し、参観者は聞きたい生徒のところへ集まります。
②発表/質疑応答: 発表(5分)と質疑応答後、グッジョブカード記入(5分)を行うことにより、多角的なフィードバックを求めました。
③講評: 発表会終了後、参観者の方々からご講評をいただきました。
💖 発表ピックアップ:甲賀由乃さん 「ちょこっと勇気コレクション」
生徒全員が堂々と発表する姿が見られました。その中で、白い森留学生である甲賀由乃さんの発表「ちょこっと勇気コレクション」は、小国町にある温かさの中で成長できた姿が力強く表れていました。
発表内容: 小国高校に来てから勇気を出したことについて
大都会で生活してきた甲賀さんにとって、知らない人に道を聞いたり、挨拶をしたりすることが「不審者」と見なされる環境が少なからずあったと言います。しかし、小国町に来て状況は一変します。
彼女は「小国ではあいさつすると必ず返してくれる。温かく接してくれる人が多いことに心から感動しました。」と話しました。都会とは異なり、住民の方々が温かく接してくれるコミュニティがあったため、挨拶や声掛けから始まる「ちょこっと勇気」を出すだけで、地域行事やボランティア活動など様々なことに安心してチャレンジでき、サポートを得られる環境があったのです。
勇気を出して一歩踏み出せば、地域の方々が受容してくださり、生徒は多くの体験を通して学びを得られる。甲賀さんの発表は、人との温かい繋がりの中で自己肯定感と行動力を高め、自己成長できる小国町、小国高校の環境を象徴しているように見えました。
◆発表会でいただいたご感想・ご意見を振り返りながら自分の考えを深め、来年度のマイプロジェクト実践に向けて、自分の中にある“想い”を伝える貴重な対話の時間を、自分らしい探究活動につなげていくことを期待します。
❄️ 白い森おぐに教育フォーラム2025 参加報告 ❄️
令和7年12月6日(土)に小国町立小国小学校アリーナにて開催された「白い森おぐに教育フォーラム2025」に参加しました。
本フォーラムは、保小中高一貫教育の意義を共有し「小国町合同学校運営協議会」と「白い森地域学校協働本部」が連携する地域一体となった教育の推進に向けた気運を高めることを目的としています。小国町内の保護者、教職員、地域住民、行政関係者など多くの方々にご来場いただきました。
📖 小国高校発表内容:地域を学び、世界へと広がる視野
本校の特色である「白い森未来探究学」「第8回全国高等学校小規模校サミット」「2学年台湾研修旅行」「地域みらい留学」及び「アメリカ短期留学」について発表しました。
1. 地域に根差した探究学習(白い森未来探究学)
1年生の「地域文化学」では「地域に浸り、探究の基礎を身につけること。」を目標に、地域の大人と共に「道の駅おぐにでのお土産販売」や「温身平での観光看板設置」などのミニプロジェクトに取り組みました。活動を通して「新しい学びや発見があった。」「地域の人と関わることで経験、成長する事ができた。」などの感想が聞かれ、探究の基礎となるコミュニケーション能力やプレゼンテーション力が向上しました。
2・3年生の「地域実践学・地域構想学」では、1年生の学びを発展させ、自らの“好き”を基に課題を設定し、マイプロジェクトを実践しました。小国町のつる細工の学びとワークショップの開催や横浜家系ラーメンの探究と地域への普及計画など実践的な活動に取り組みました。
探究活動全体を通して、傾聴力や計画力・行動力が高まり「地域の人々との交流で気づいた町の魅力を伝えたい。」また「探究で培ったスキルを活かして、地域に貢献したい。」という強い意志を表明しました。
2. グローバル・地域交流について
全国高等学校小規模校サミット: 全国9県14校119名の高校生との交流を通して、各校・地域の課題について意見交換を実施。自分の学校と地域の魅力に気づき伝えることの重要性を学び、将来それぞれの地域で活躍するための資質や協働意識を育みました。
国際交流: アメリカ・コロラド州デンバーでの短期留学では、現地のフレンドリーな文化に触れるなど視野を大きく広げることができました。台湾研修旅行では、私立稻江高級護理家事職業学校での学校間交流やB&Sプログラム(異文化コミュニケーション)を通して、国際感覚を磨き、多様な価値観を理解する貴重な経験となりました。
白い森留学: 3年間の高校生活を通して地域に住む一員としての自覚を持ち、地域活動やボランティアなどに参加し地域とのつながりが生まれました。地域社会の維持・発展への貢献意欲と、第二のふるさととして小国を大切にする思いを育んだことが共有されました。
終わりに
小国高校の生徒たちは、地域での探究と国内外の交流を通して、社会と積極的に関わり、未来を構想する力を着実に身につけています。
本フォーラムにご参加いただいた皆様、そして日頃から生徒の活動を温かく見守り、ご支援くださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。小国高校はこれからも、地域とともに未来を創造する人材の育成に邁進してまいります。
🌍放課後国際理解講座 最終回を開催
小国高校では、今年度7回にわたり放課後国際理解講座を実施しました。最終回となる12月3日は4名の県国際交流員と交流し、日本での生活体験を聞きながら、多文化共生のためにできることについて考えました。