令和７年度 山形県立小国高等学校 入学式を挙行しました。

春の光が降り注ぐ令和７年４月９日（水）、本校体育館にて令和７年度山形県立小国高等学校入学式を挙行いたしました。

今年度は、20名の新たな仲間が小国高校の門をくぐりました。緊張した面持ちの中にも、希望に満ちた瞳が輝いていました。式典では山科勝校長より、新入生に向けて『学ぶとは自分の可能性を広げること。そして、仲間の個性を認めあいそれぞれのよさを生かすことを心に留めおきながら高校生活を送ってほしい。』と温かい励ましの言葉が贈られました。

また、在校生代表の見川功真さんから歓迎の言葉とともに、高校生活を送る上での先輩ならではのアドバイスがありました。新入生代表の須貝憐さんは、力強く誓いの言葉を述べ、これからの高校生活への決意を新たにしていました。

式典後、新入生たちは担任の先生との初めてのホームルームを行いました。担任の自己紹介や今後の学校生活についての説明を受け、新たなスタートへの期待を高めている様子でした。

保護者の皆様、ご入学誠におめでとうございます。教職員一同、新入生の皆さんが充実した高校生活を送れるよう、精一杯努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

春爛漫！総合開発センターで花見を楽しむ。

新緑が目に鮮やかな季節となりました。4月24日（金）に本校では恒例の花見を小国町総合開発センターにて実施しました。

当日は、満開の桜の下、生徒たちは思い思いの時間を過ごしました。友人たちと談笑しながら美味しそうに団子を食べたグループ、グラウンドでの運動を楽しむ活気あふれる生徒たち、そして静かに桜の美しさを写真に収める姿も見られました。

センターの広々とした空間に生える見事な桜の木々は、生徒たちにとって格別な思い出になったことでしょう。時折吹く風に舞う桜の花びらが、春の喜びをさらに深めていました。

今回の花見を通して、生徒たちは学年同士や学年の垣根を越えて交流を深め、親睦を深めることができました。美しい自然の中で過ごす時間は、心身のリフレッシュにも繋がったことと思います。

今後も、小国高校では生徒たちの豊かな成長を育むため、様々な活動を支援してまいります。

未来を拓く、対話の力 ～全校ファシリテーション研修を実施しました～

本校では、生徒一人ひとりが主体的に学び、多様な他者と協働しながら未来を切り拓く力を育むことを目指しています。その一環として4月30日（水）、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の西直人先生と学生さんを講師としてお招きし、全校生徒および教職員を対象とした「全校ファシリテーション研修」を実施しました。

なぜファシリテーション研修なのか？

グローバル化や社会の複雑化が進む現代において、私たちは多様な価値観を持つ人々と協力し、課題を解決していくことが求められます。ファシリテーションとは、会議や話し合いにおいて、参加者それぞれの意見を引き出し、共有し、合意形成を促すためのスキルです。この研修を通して、生徒たちは主体的な学びを深めるとともに、コミュニケーション能力、協調性、問題解決能力といった、これからの社会で必要となる重要な力を育むことを目指します。

研修内容

今回の研修では、基礎的なファシリテーションの知識やスキルを学ぶとともに、グループワークを通して実際に体験する形式で行いました。

1年生は初めてファシリテーションを体験する中で、最初は戸惑いも見られましたが、積極的に意見を交換し、互いの考えに耳を傾ける様子が見られました。グループワークでは、活発な議論が交わされ、それぞれの個性やアイデアが光る場面が多くありました。

今回の研修で学んだファシリテーションのスキルは、生徒会活動、総合的な探究の時間、放課後活動など、様々な場面で活用できると考えられます。生徒たちが主体的に考え、行動し、周りの仲間と協力しながら、より良い学校生活を築いていくことを期待しています。