2023年1月12日 09時18分
「人生100年時代をどう生きる？～超高齢社会への対応～」特別授業
12月15日(木)、3年生の「生活と福祉」の授業にて、一般社団法人ロングライフ・ラボの代表理事である清水雅彦さんに来ていただき授業をしていただきました。
講師の清水さんには、生徒が１年生の時には『住まいと健康』、２年生の時には『家庭でできる脱炭素社会に向けた暮らし方』について、オンラインで授業をしていただいた縁があります。そして最終学年ということで、今回東京から来ていただき、ついにリアル授業を受けることができ、生徒たちからも「画面にいた清水さんが目の前に…」、「直接授業を受けることができて嬉しかった」などの声が上がりました。
本授業では、江崎禎英さん著書『社会は変えられる～世界が憧れる日本へ～』の内容と最新の厚生労働省統計データをベースに、超高齢化社会への対応を正しく行えば、何歳になっても「今が一番楽しい」と思える健康長寿社会をつくれることについてわかりやすく講義をしていただきました。後半は、小国町でつくる「高齢者がワクワクできる場」のアイディア出しを行い、大いに盛り上がりました。
3年間にわたって貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。
＜生徒の感想＞
・高齢社会ではなく、健康長寿社会として捉えると気持ちが軽くなりました。視点を変えるだけで希望を見出せるという学びが得られました。
・高齢者に対しては、マイナスなイメージしかなかったのですが、今回の講話を聴いて、多くあったマイナスのイメージがプラスになりました。
・「きょういく（今日行くところがある）」と「きょうよう（今日用事がある）」は人生を楽しく生きるには大切なことだと思いました。退屈は心の毒なのでいろんなことに興味を持って生きていきたいと感じました。
・私は長生きしていろんなことをしてみたいです。高齢者になったらカフェとか植物を育てることをしてみたいです。
・普段は当たり前のように感じていたけれど、日本の医療ってとても優秀で強みだなと感じました。世界からなくてはならないと思わせるような体制を整えることの重要性を感じました。
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