2月7日(日)、飯豊町町民総合センター「あ~す」にて、飯豊町ゼロカーボンシティ推進シンポジウム2021が開催されました。
1年生は、昨年10月、総合的な探究の時間(もりたん)で飯豊町を巡り、「飯豊型エコハウス」や「ながめやまバイオガス発電所」などに見学に行ってきました。
そのつながりもあって、この度、パネルディスカッション「私たちの暮らしと持続可能なまちの未来」のパネラーとして1年生2名が出席することとなりました。
シンポジウムでは、三浦秀一先生(東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科)の基調講演、飯豊町立第二小学校6年生の児童の皆さんによる学習発表がありました。
気候危機が言い訳ができないところまで迫ってきていることを改めて感じさせられました。また、再エネにパワーシフトし、住民全体でゼロカーボン、持続可能なまちづくりに向けて方向性を共有することの大切さを教えていただきました。
最後に、生徒たちの声をお届けします。
多くの方が気候非常事態について真摯に受け止め、一丸となってゼロカーボンに向けて取り組んでいくことを願います。 |
今あるこの豊かな生活は、私たち若者世代やその次の世代の資源を奪って成り立っています。それは、日本は地球3個分の暮らしをしているからです。
私は、環境問題について日々誰かが悩んだり悲しんだりすることがない未来、夏でも外を普通に歩けたり運動を楽しめたりすることができる未来を望みます。
日本だけではなく世界中のみんなが、笑顔で安心して暮らすことのできるように、この危機的状況を自分事として考えて行動していけるように頑張っていきましょう。
(1年 和田彩日香) |
飯豊型エコハウスに見学した際、少ない暖房で家の中が暖かいことに驚きました。室内の温度変化が少ないことでヒートショックを防ぐことにつながると思いました。飯豊型エコハウスは、県産木材を使用し、大手ハウスメーカーに頼らず地元の工務店が施工にあたることによって町内で資源と経済が循環します。このような町の中で循環するしくみづくりを他の自治体も目指すべきだと感じます。
また、日本のプラスチックリサイクル率は高いですが、そのほとんどがサーマルリサイクル(廃棄物を焼却し、焼却時に生じる熱(サーマル)を再利用する手法)であることが問題だと思います。環境に配慮したリサイクルがなされていません。ゼロカーボンに向けて日本のリサイクルのあり方を見直す必要性を感じます。
(1年 髙橋悠太) |
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