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2025年7月29日 08時55分

小国高校7月の様子

1年生対象の普通救命講習を実施しました!

 1学期末試験終了後の7月1日(火)に、1年生対象の普通救命講習を実施しました。本講習は、命にかかわる緊急時に迅速かつ適切に対応できる知識と技術を身につけることを目的としています。

 心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の操作方法を、訓練用の人形を使い実践的に学びました。生徒たちは、講師の消防士の方々の丁寧な指導のもと、胸骨圧迫の正しいやり方やAEDを迷わず使うための手順を真剣に練習しました。

 消防士の方からは「熱中症などで意識を失った仲間や、目の前で突然倒れてしまった人を助けるには、その場にいる皆さんの行動が不可欠です。少しの勇気と正しい知識が、尊い命を救うことにつながります。」というメッセージを伝えていただきました。

 講習を通じて生徒たちは命の尊さ、緊急時に自分たちができることの重要性を深く認識できたことと思います。万が一の際に誰かの命を救う行動につながることを願っています。ご指導いただいた消防署の皆様に対して心より感謝申し上げます。

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第8回全国高等学校小規模校サミットが開催されました!

7月25日(金)、26日(土)の2日間にわたり、本校を会場に第8回全国高等学校小規模校サミットが開催されました。

サミットの成果

「今ここで起こっていることは、将来日本中で起こり得ること、小規模校だからこそできることがきっとある」~仲間と一緒に未来を考えよう~の大会主題のもと「Small School, Big Idea」を掲げ、全国各地から集まった小規模高校の生徒たちは、活発な交流を通じて親睦を深めました。各校・地域が抱える課題について真剣に意見を交わし、将来それぞれの地域で活躍するための資質・能力、仲間と協働する意識を育む貴重な機会となりました。

プログラムを振り返って

1日目は「ファシリテーションを学ぼう!」と題し、アイスブレイクで打ち解けた後、ワークショップの目的やファシリテーションの基礎を学びました。「無人島に3つ持っていけるなら何持っていく?」という楽しいワークから、「ファシリテーション力はどんな時に活かせる?」という実践的なテーマまで、グループワークを通して意見を出し合い、まとめる力を養いました。「小国高校を支援する会」から夕食として山菜おこわのおにぎりや熊汁、ワラビの漬物などを提供いただき、その後グラウンドで花火をしました。

2日目は最初に自身の地域の好きなところや課題について深掘りしました。その後の全国各地の参加校による特色ある取り組み紹介では、高知県立大方高等学校、徳島県立那賀高等学校、島根県立吉賀高等学校など、様々な地域の高校生の創意工夫に触れることができました。本校も日頃の活動内容をブースにて発表し、多くの生徒が熱心に耳を傾けてくれました。

「私が〇〇校生だったら!」をテーマにしたワークでは、他校の生徒になったつもりで地域や学校の課題解決について具体的なアイデアを出し合い、活発な議論が展開されました。雪若丸ご飯の山形牛入りハンバーグ弁当を食べた後に、さくらんぼ体操で体を動かしリフレッシュするなど、終始和やかな雰囲気の中で交流や学びを深めました。

最後に

参加した生徒の皆さんからは、「他校の取り組みを知ることができ、刺激になった。」「ファシリテーションの難しさや楽しさを学べた。」「同じような悩みを抱える仲間と出会えて心強かった。」といった感想が寄せられました。

今回のサミットを通して得られた学びや経験、全国にできた新たな繋がりが、参加した生徒たちの今後の学校生活や、それぞれの地域での活躍に繋がることを願っています。

ご参加いただいた皆様、サミットの開催にご協力いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

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