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2019年4月3日 10時18分

部活動方針

山形県立小国高等学校 部活動方針

1 部活動の基本方針

○ 部活動は、同好の生徒でスポーツや文化、科学等に親しみ、異年齢との交流の中で、生徒同士や生徒と教師等との好ましい人間関係の構築を図るとともに、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感、連帯感の涵養に資する、生徒の多様な学びの場となるように努める。 ○ 部活動は生徒の自主的、自発的な参加により行われ、学校教育の一環として教育課程との関連を図り、合理的でかつ効率的・効果的に取り組む。 ○ 学校全体として部活動の指導・運営に係る体制を構築する。その際、生徒のバランスの取れた心身の成長、他の教育活動との兼ね合い、教員の多忙化の解消などを考慮する。

2 部活動の休養日及び活動時間について

(1) 休養日 ○ 平日:原則水曜日 ○ 土日:1日以上 ※ 平日の休養日は原則水曜日とするが、同じ週の他の平日が学校行事等で休養日となった場合はその限りではない。 ※ 平日の休養日は、各部の現状に応じて水曜日に加えて増やすことができる。 ※ 目標とする大会前などで休養日を設定しない場合は、その休養日を他の週に振替える。 ※ 土日と祝日が連なり、連休となる場合も1日以上の休息日を設ける。 (2) 活動時間 ○ 平日:2時間程度 ○ 土日:3時間程度 ※ 平日は16時から18時までを活動時間とし、18時30分には下校する。なお、冬期間(12月から翌年3月)はこれを30分繰り上げる。 (3) 長期休業中の休養日 ○ ある程度の長期の休養期間(オフシーズン)を設ける。 (4) その他 ○ 休日に活動する場合は、校長に届け出て許可を得る。 ○ 定期考査1週間前は部活動休止日とする。 ○ 目標とする大会前などで、定期考査1週間前であっても活動を必要とする場合は生徒保健課長まで届け出て、許可を得る。

3 部活動の活動場所及び用具について

○ 卓球部は体育館アリーナ、柔道部は武道場、硬式野球部・陸上競技部・サッカー愛好会はグラウンド、ソフトテニス部はテニスコート、吹奏楽部は音楽室、ライフクリエイト部は被服室、情報処理研究部はパソコン室とする。 ○ 雨天時、冬期間の活動場所は全ての部が活動できるように別に定める。 ○ 活動場所では、使用のルールに従うと共に、整理整頓、美化に努める。火気を使用する場合は総務広報課長に届け出て校長の許可を得る。 ○ 部または個人で用意した用具を使用することを基本とする。ただし、授業の用具の共用が認められている場合は丁寧に扱い、原状回復に努める。 ○ 更衣は指定された場所で行い、貴重品の管理を生徒個人、部全体で徹底する。

4 大会参加、県外遠征、合宿等について

○ 部活動の基本方針に基づいて計画し、部顧問が生徒保健課長に届け出て、校長の許可を得た上で実施する。許可について審議が必要な場合は、生徒派遣委員会を開催し生徒派遣規程により審議する。 ○ 1日の活動時間が3時間程度を超える場合は、活動強度や休憩頻度など、行い方に充分配慮し、事後に適切な休養日を設ける。 ○ 実施にあたっては保護者による参加承諾書を要する。

5 活動計画及び活動実績について

○ 部顧問は年度当初、年間の活動計画のうち4月・5月分を作成し、校長に提出し、生徒・保護者にも提示する。 ○ 部顧問は年間の活動計画を作成し、5月15日までに校長に提出し、生徒・保護者にも提示する。 ○ 部顧問は年間の活動実績を作成し、翌年3月末日までに校長に提出する。 ○ 部顧問は活動計画に変更が生じた場合には、その変更を要する日の2週間前までに生徒・保護者に連絡する。

6 部活動における事故防止について

○ 活動前における配慮すべき事項  危機管理マニュアルについて、平素から部顧問・生徒・学校で共通理解を図る。  部顧問は、生徒の既往症(心臓疾患やアレルギーの有無等)を事前に把握し、日常の配慮や万一の際の対処法を生徒及び保護者と確認する。  部顧問は、活動前に生徒の体調確認を行うなど、事前の事故防止を徹底する。  部顧問は、生徒に対し、自ら事故や熱中症等を回避することができるよう、体調不良の際には自らすぐに申し出ることができるよう指導する。  部顧問は、活動場所、設備、備品及び用具等の安全点検を日常的に行う。  部顧問は救急法講習会(アレルギー・AED含む)に参加し、確実に応急手当ができるように努める。 ○ 活動中における配慮すべき事項  部顧問は、活動中にも生徒の体調確認を行う。  生徒は、自らと他の生徒の体調に気を配り、異変を感じたら申し出る。  怪我・事故発生時は、危機管理マニュアルにより最大限に対応する。すみやかに教頭、生徒保健課長に報告し、その上で事故報告書を校長に提出する。 ○ 天候等を考慮した指導について  高温・多湿時には、WBGTにより環境温度の測定を行い、WBGT31℃以上の場合は原則として活動中止とし、それ以下の場合も、参加する生徒の適切な選別、こまめな水分・塩分の補給や休憩の取得など、生徒の健康管理を徹底する。活動中に熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、迅速に対応する。  雨天時等にやむを得ず活動する場合は、低体温症になることのないように十分注意する。  雷や暴風雨の際には、活動の中止や中断の判断を的確に行う。

7 その他

○ 部活動運営委員会は部活動を適正に運営するために、部の取り組みの確認や評価を行う。その委員は学校運営協議会の委員によって構成され、校長が委員長を務める。 ○ 3年生の引退後(3年生で参加する最終の大会や発表の後)の部活動参加については原則として禁止する。ただし、部顧問の要請、進路手続き完了、成績良好、担任了承の条件が揃っている場合は認める。 ○ 部活動会計については、「部活動『部費』会計事務処理基準の徹底について」に従い適正に管理する。生徒会及び学校後援会の部活動に対する助成については、部活動助成規程及び生徒派遣旅費規程で定める。 ○ 部活動の指導援助をねらいとした外部指導者は、部顧問の申請により、職員会議で審査し、校長が委嘱する。その扱いについては部活動コーチに関する規程で定める。 ○ 部の設置及び改廃については、部の設置及び改廃に関する規程で定める。活動の休止及び復活については、部員数を考慮し職員会議で審議する。
※ 上記以外の事項については、(山形県教育委員会/学校の設置者)の方針に則って実施する。 上記方針は2019年4月1日より実施する。

策定期日:2019年2月21日