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2021年2月19日 15時40分

海洋プラスチックごみ問題について学ぶ!

 
2月19日(金)、1年1組の家庭総合の授業で、絵本「つなげビニーのゆめ」作者である南大樹さん(神戸大学在学)による特別授業(オンライン)が行われました。 授業の内容は、海洋プラスチックごみ問題と絵本について、絵本で伝えたかったこと、「生きる」ってなんだろう?でした。
講師の方から次々に質問が投げかけられました。 Q. 一人がたくさんのプラスチックを使っているのはどこの国? Q. たくさんのごみを海や流出させているのはどこの国? 日本やアメリカは処理しきれないプラごみを輸出していること、途上国ではよくポイ捨てされ、日本と途上国ではごみに対する意識に差がある。 Q. どうして「考えること」や「想像すること」ことは大切なんだろう? 環境問題やいじめ、戦争、差別が起こる背景には、何が正しくて何が正しくないのかを自分で考えることをやめたことにある。絵本を通して(捨てられるビニー君の気持ちを考えることを通して)、「考えること」や「想像すること」の大切さを伝えたかった。 Q. 「恥ずかしい」って何だろう? 恥という漢字は、耳と心から成り立っている。つまり、耳を澄まして自分の心を聞くこと。正しいかどうか自分の心に聞き、正しくないと思えばそれが「恥」。 生徒たちは一生懸命に考え、自分なりの考えを答えていました。 45分という短い時間でしたが、環境問題のみならず、生きていく上で大切なことを教えていただきました。 南大樹さん、どうもありがとうございました!
〔生徒の感想〕 ・生きているだけで素敵という言葉を大切にしたいです。 ・自分で考えることをやめないようにしようと思います。 ・普段私は、考えること・想像することが足りていなかったと感じます。もっと考え、想像して自分にできることを行動したいと思いました。 ・色んな人がいるから多様な正しさがある。だから戦争も起きるし、複雑で大変だと思った。 ・日本は一番プラスチックごみを輸出しているから、中国が海にごみを捨てるから、海が汚くなる。これからプラスチック製品をあまり買わないようにしたいと思いました。 ・恥ずかしいと思わないで堂々と生きたいと思いました。 ・地球を大切にしようと思いました。 ・時間と空間の話が面白かった。 ・生きることとは?恥とは?の話が面白かった。 ・日本は海に流れるごみの量は少ないけど、中国に押し付けすぎだと感じた。 ・生きていく希望が湧いてくるお話でした。 ・ごみの気持ちに立つという考え方がとても素晴らしいと思いました。 ・自分は知らずにプラごみを出していたんだなと思いました。 ・考えること、想像することを意識したり、考える規模も広げていくことで、大きく見方を変えることができるのだとわかりました。